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Facebook広告の出し方|基本の4ステップと成功のコツとは

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ターゲットを自由に選べて効率的に宣伝できるだけでなく、掲載場所や課金方法も選択できるなど、セグメントのしやすさや柔軟性の高さで人気のFacebook広告。初心者であっても始めやすいとも言われますが、設定する部分が豊富にあるため、正しく出稿できているのか不安という人も少なくありません。

そこでこの記事では、Facebook広告を初めて配信するという人や、Facebook広告運用を成功させたいという人に向け、

  • Facebook広告の基本の4ステップ
  • Facebook広告運用を成功させるために注意したいポイント
  • Facebook広告運用でもっとも重要なこと

これらについて紹介していくので、Facebook広告の配信を検討している人や、すでに運用しているという人も参考になさってください。

Facebook広告を出す前に準備すべきこと

Facebook広告を配信するためには、

  • 個人のFacebookアカウント
  • Facebookページ
  • Facebookビジネスマネージャ
  • 広告アカウント

こちらの4つを作成していかなければなりません。

上記の4つが必要であるということを頭に入れた上で、Facebook広告を出す前に準備しておかなければならないことについて確認していきましょう。この工程を飛ばしてしまうとFacebook広告は配信できないので、ご注意ください。

※個人アカウントやページ、ビジネスマネージャアカウントの作成など、Facebook広告を出す下準備は整っているという場合には、次の「Facebook広告基本の4ステップ」からご確認ください。

Facebook広告に使うアカウントを作成しよう

Facebook広告の配信を始める前に、Facebook広告を運用するためのアカウントを作成しなければなりません。Facebookアカウントをまだ持っていないという人は、アカウント作成から始めましょう。

Facebookのアカウントは、「新規アカウントを作成」 ページから誰でも作成することができます。広告運用の準備だからと言って身構えなくてもOK。氏名や電話番号、生年月日を入力し、「アカウントを登録」をクリックするだけなので、難しく考える必要はありません。

もしもすでにFacebookのアカウント自体は持っているという場合は、ログインをしておきましょう。

Facebookページを作成しよう

Facebookアカウントを作成したら、続いてはFacebookページの作成に移りましょう。

Facebookページとは、個人アカウントとは別に作成でき、複数のユーザーが管理人として運用できるページのこと。Facebookアカウントさえ持っていれば、誰でも作成できるものです。Facebook広告を運用するためには、広告配信に用いるビジネス用Facebookページを作成しなければなりません。Facebookアカウントは持っているがFacebookページは持っていないという場合には作成しましょう。

Facebookページの作り方も簡単で、「ページを作成 」からいくつかの項目を設定していくだけ。まずはじめに「ビジネスまたはブランド」あるいは「コミュニティまたは公人・著名人」の2つから選択する必要がありますが、Facebook広告を企業で配信するという場合は前者で問題ありません。

その後、ページの名前やプロフィール写真、カバー写真、基本データや詳細設定などを行えば、Facebookページの作成は完了です。

Facebookビジネスマネージャアカウントを作成しよう

Facebookページの作成までが完了したら、Facebookビジネスマネージャアカウントを作成しましょう。

Facebookビジネスマネージャアカウントとは、Facebook広告の配信や管理を、個人ではなく複数のチームで行えるアカウントのこと。広告配信をはじめ効果測定・分析、支払い管理などをまとめて行うことができるほか、複数の広告アカウントがある場合も一括で管理できるのが便利なポイントでしょう。

ビジネスマネージャアカウントの作成は、こちらのビジネスマネージャの詳細ページ から行えます。右上にある、アカウント作成をクリックしましょう。

  • ビジネスおよびアカウントの名前
  • アカウント作成者の名前
  • 仕事用メールアドレス

をまずはじめに登録し、その後連絡先やWebサイトに関する情報を登録するだけで、アカウントを作成することができます。

Facebookビジネスマネージャアカウントを作成できたら、先ほど作成したFacebookページと紐付けなければなりません。しかし、ビジネスマネージャアカウントとページの紐付け設定を行えるのは、ビジネスマネージャアカウントの管理者であり、なおかつFacebookページの管理者も兼ねていないといけないので注意しましょう。また、1つのFacebookページを複数のビジネスマネージャアカウントに紐づけることはできません。

ビジネスマネージャアカウントとページの連携は、ビジネスマネージャアカウントのページから行います。「ビジネス設定」タブをクリックし、「アカウント」一覧にあるメニューから、「ページ」を選択してください。その後「追加」をクリックし、ページ名やURLを入力するだけで紐付けできます。

ちなみに、Facebookビジネスマネージャアカウントの作成は1つの個人アカウントにつき2つまでなので注意しましょう。

広告アカウントを作成しよう

Facebookビジネスマネージャアカウントの作成、ならびにFacebookページとの紐付けまで完了したら、最後に広告アカウントを作成していきましょう。

まず、Facebookビジネスマネージャアカウントのメニューから「ビジネス設定」タブに入ってください。その後「アカウント」にあるメニューから、「広告アカウント」をクリック。「追加」を選択した後、「新しい広告アカウントを作成」を選びましょう。広告アカウント名まで設定すれば、Facebook広告アカウントの作成が完了します。

注意しておきたいのが、Facebook広告アカウントを作成するには、Facebookビジネスマネージャアカウントの管理者でなければならず、1つの広告アカウントにつき1つのビジネスマネージャアカウントしか紐付けられません。

ここまでが完了したら、Facebook広告を配信する下準備はすべて終了です。

Facebook広告基本の4ステップ

Facebook広告を配信するための下準備が完了したところで、Facebook広告の配信を進めていきましょう。ここでは、基本の4ステップに絞って簡単に紹介していきます。

広告プランの選択

はじめに、広告プランを選択していきましょう。

Facebook広告は、

  • キャンペーン
  • 広告セット
  • 広告

この3つの階層から成り立っており、広告を配信する目的や購入タイプ(課金方法)、ABテスト実施の有無などを設定できるのが「キャンペーン」、オーディエンス(ターゲティング)の設定や広告の掲載場所、予算や掲載期間まで設定できるのが「広告セット」、広告のフォーマット設定やクリエイティブ設定などを行えるのが「広告」です。

購入タイプはオークションで広告価格が決まる「オークション購入」とインプレッションに対しCPMの金額が定められている「リーチ&フリークエンシー購入」の2つから選択できますが、「リーチ&フリークエンシー購入」は提供されているのが一部のアカウントに限られているので注意しましょう。

広告の目的は「認知」・「検討」・「コンバージョン」の3つに大きく分けられており、より細分化された11項目から選択可能。「ブランドの認知度アップ」や「動画の再生数アップ」、「来店数の増加」など具体的な内容を設定することができます。

「広告セット」におけるターゲティング設定に入る前に、上記の購入タイプや配信目的を設定していきましょう。

ターゲット設定

購入タイプやキャンペーンの目的設定が完了したら、次は「広告セット」にてターゲティング設定を行っていきましょう。

ターゲティングは「コアオーディエンス」・「カスタムオーディエンス」・「類似オーディエンス」の3つから設定可能。「コアオーディエンス」は、住んでいる地域や年齢、性別などといった基本情報をはじめ、興味や関心、Facebookページへのいいね!などから設定され、「カスタムオーディエンス」は顧客やWebサイトの訪問者などといった自社で持っている顧客情報リストを、Facebookユーザーと照らし合わせてターゲティングします。「類似オーディエンス」は、すでに作成されているカスタムオーディエンスから共通項を抜き出し、興味や関心、行動の類似したユーザーを導き出す方法です。

Facebookは実名で利用するSNSであることから、登録されているユーザー情報の信頼度が高いのがポイント。基本情報や学歴・職歴、交際ステータス、趣味などの基本情報のほか、いいね!やシェア、フォローしたページなどのデータをもとに、高い精度でターゲティングできます。

広告クリエイティブの作成

ターゲティング設定まで行ったら、「広告マネージャ」で画像やテキストなどを用いて広告クリエイティブを作成していきましょう。

Facebook広告と一口に言っても、「画像広告」・「動画広告」・「カル―セル広告」・「コレクション広告」の4つがあり、それぞれによって画像サイズやテキスト数が異なります。

「画像広告」では1枚の画像とテキストだけで構成されており、簡単に広告を作成したい場合や、とにかくサービス・商品を知ってほしいという場合におすすめです。

「動画広告」は視覚・聴覚どちらからも訴求でき、ユーザーの印象に残りやすいのが魅力。「カルーセル広告」は最大10件まで画像や動画を追加でき、それぞれに別のリンクを挿入することができるため、複数サービスをまとめて紹介したい場合にはぴったりです。

「コレクション広告」では、メインの大きな画像、あるいは動画の下に、4つの小さな画像が表示されます。複数の商品をまとめて見ることができるため、ネットショップの売上アップを狙いたい場合にうってつけでしょう。

それぞれの推奨される文字数や解像度は、「Facebook広告ガイド 」にて公式が解説しているのでチェックしてみてください。

配信

クリエイティブの設定まで完了したら、いよいよ配信です。ビジネスマネージャアカウントから支払い方法を設定し、Facebookの広告の審査が完了したら配信となります。

基本的には24時間以内に審査が完了し、審査結果は登録しておいたメールアドレスに送信されますが、もしも非承認となってしまった場合にはなぜNGなのかも記されているため、その理由をもとに修正してください。何度か再提出することはできるものの、あまりに繰り返しているとアカウントが停止されることもあるため注意しましょう。

Facebook広告の運用で注意したい7つのポイント

Facebook広告を出稿するまでの下準備や基本の4ステップについて紹介してきましたが、やっぱり気になるのが「どうしたら成果につながるの?」というところでしょう。

そこで最後に、Facebook広告の運用で注意しておきたい7つのポイントを解説していきます。この7つを気をつけるだけで、成果に大きく近くでしょう。

Facebook広告を出す目的を明確に

Facebook広告を運用する際には、なぜFacebook広告を出すのかを明確にしておかなければ始まりません。サービスの認知度を高めたいのか、アプリをインストールしてほしいのかなどを前もって定めておかないと、広告キャンペーンの目的設定の段階でつまずいてしまいます。きちんと考えずに設定してしまえば、見当違いの結果しか生まれないかもしれません。

広告セットとキャンペーンの目的を統一しよう

先ほどは広告キャンペーンの目的設定について簡単に説明しましたが、目的を設定できるのはキャンペーンにおいてだけではありません。実は広告セットにおいても目的を設定することができます。

こちらは初期設定のままでも問題ないものの、キャンペーンの目的と統一するとより効果がアップする可能性も。たとえばキャンペーンにおいて目的をブランド認知にした場合、広告セットにおいてもブランド認知で設定しておきましょう。

広告オーディエンスの特徴を把握しよう

それぞれのオーディエンス(広告配信のターゲット)の特徴を把握した上でクリエイティブを制作しなければ、最適な広告を作ることができません。たとえば、とあるファッション通販サイトに関する広告を配信する場合、20〜30代の女性がターゲットなのか、それとも同じ世代の男性がターゲットなのかで広告のあり方は変わるでしょう。

「総合ファッションサイトなので、男女ともにアクセスを増やしたい」という場合には、広告セットごとにクリエイティブを作成してみるのも1つの手段です。

複数のオーディエンスにアプローチしよう

広告セットでは、オーディエンスの細かな設定が可能。複数の広告セットを作成しそれぞれでターゲティングを行えるので、先ほどにも述べたように「総合ファッションサイトなので、男女ともにアクセスを増やしたい」という場合には、男女のどちらにもアプローチできるようそれぞれでターゲティングを行いましょう。

広告パターンを上手に使い分けよう

Facebook広告には大きく分けて「画像広告」・「動画広告」・「カル―セル広告」・「コレクション広告」の4つがありますが、カテゴリー問わずより多くのエンゲージメントを獲得したいなら動画広告、アパレル商品を宣伝したいならコレクション広告など、目的に沿って広告パターンを使い分けることによってさらなる効果が見られます。

広告にテキストが多すぎないか確認しよう

現在、Facebook広告では画像内のテキスト量制限は撤廃されていますが、画像内のテキストが20%未満である方がパフォーマンスが高いというデータは残されています。Facebook公式も「メッセージが効果的に伝わるように明確で簡潔な短いテキストを使うことをおすすめします」と述べているので、なるべくテキストは短めに抑えるよう心がけましょう。

引用:「広告画像のテキストについて|Facebook ビジネスヘルプセンター」

セグメントの設定が適切か確認しよう

ターゲットを絞って配信できる点がFacebook広告のメリットですが、そもそもセグメントの設定を間違ってしまっては効果が得られません。1度設定すればそれでおしまいではなく、配信後にインプレッション数やCV数などをきちんと確認し、現在のセグメントが適切なのかどうかを随時確認しておきましょう。もしも数字に表れないという場合にはセグメントを誤っている可能性があるため、すぐさま修正が必要です。

Facebook広告運用で重要なのはPDCAを回すこと

ここまでFacebook広告のはじめ方や成果を出すために注意すべきポイントを紹介してきましたが、Facebook広告の運用でもっとも重要なのはPDCAを回していくことです。

広告を出しっぱなしにするのではなく、随時インプレッション数やCV数を計測しなければなりません。残されたデータをもとに何に問題があったのか、どうすれば改善するのか仮説を立て、セグメントの再設定やクリエイティブの修正などを行い、再び配信、計測、そして改善と繰り返す必要があります。このようにPDCAを回していくことによって、Facebook広告の効果を最大限享受することができます。

広告セットにあるA/Bテスト機能を活用するのもおすすめでしょう。

Facebook広告運用でお悩みなら動画広告フラットへ

今回はFacebook広告の配信や運用について紹介してきましたが、大体のやり方は分かっても、やっぱり難しそう……と思った人もいるかもしれません。また、すでにFacebook広告を運用しており、なかなか成果が出ずに迷っているという人も多いでしょう。そんな時におすすめなのが、日本初の動画広告定額制サービス「動画広告フラット」です。

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