企画・戦略

動画広告市場の広がり

文字数
1500文字(3分)
難易度
やさしい

これから動画マーケティングの市場はどんどん拡大の一途をたどっており、成長が続くと予想されています。
皆様も上司やお客さまから“動画でなんかやりたいんだよね”と言われる機会が、増えたのではないでしょうか。
しかし、ここで2つの疑問が浮かぶと思います。
・そもそも動画のマーケットってどれぐらいの規模なの?
・動画のマーケットはどうして大きくなっているの?
今回はこの2つの疑問に回答していきます。

対象者

・動画広告業界がどのように変遷しているかを知りたい
・なぜ動画が注目されているのか理解したい
・経営の基礎知識として、動画市場を俯瞰したい

動画の市場規模は既にプロ野球全体の売上を超えている

まず、動画のマーケットサイズについて解説します。
オンラインビデオ総研が定期的に調査しているのですが、最新のデータは以下の通り。

https://markezine.jp/article/detail/32518

2019年の動画広告市場規模は、昨年対比141%となる2,592億円に達する見通し。また、モバイル動画広告需要は昨年対比147%の2,296億円にのぼり、動画広告需要全体の89%を占める見込みだ。

動画市場というのは、もはや基本的にスマートフォンでの動画視聴が増えることによって実現されていることがわかります。
さらに注目して欲しいのは、この伸びがずっと続いている、ということ。つまり”動画をやっていると先進的だよね”という時代から、今後は”動画はみんなやっていて、やらないとまずい(遅れている)と感じられてしまう”時代に変化していくわけです。

ちなみに、
2000億の市場=プロ野球全体の売上
5000億の市場=日本中の文具・事務用品の売上
ぐらいのサイズですので、いかに大きな市場になっていくか、イメージしていただければと思います。

動画広告市場が拡大し続ける理由

では、いったいなぜここまで動画の市場規模が拡大するのでしょうか。
この理由は大きく2つあります。

①通信回線の高速化

通信回線は3Gから4Gになり、一気に情報量を増やすことに成功しました。
また、光通信の速度も上がる・サーバー容量が大きくなるなどの技術革新もあり、現在ではYouTubeで手軽に、4kの映像を見ることが出来ます。
※ちなみに、4kとは横4,000×縦2,000前後の画面解像度を指します。DVDが720×480、ブルーレイですら1920×1080であることを踏まえると、いかに情報量が多いかわかるでしょう。

さらにこれから、通信回線は4Gから5Gへと切り替わる予定です。
これにより通信速度が今より1000倍になり、一気にスマホでも大容量のコンテンツが見やすくなります。
結果、動画をより自由に見れる環境が整うとともに、普及もより進んでくると考えられます。


参考:総務省動画チャンネルが、5Gの未来を予言しています。

②動画配信場所の進化と多様化

動画を配信できる先は、従来はテレビしかありませんでした。しかし、近年は動画を配信できる先がどんどん広がっています。
例えば、SNS。2015年以降、ソーシャルメディアでの動画配信が相次いでできるようになったことから、一気に動画が身近になっていきました。
特に動画広告は1日数百円からトライアルができるため、中小企業や個人であっても、プロモーションしやすくなっています。
TwitterではTwitCasting(ツイットキャスティング:通称『ツイキャス』)というTwitterと連携して生配信ができるサービス等も発展しています。また、コロナ自粛期間の影響で一気に視聴数が伸びたのがYouTubeです。もともと、動画=YouTubeと思われる方も多いかも知れませんが、視聴時間が一気に伸びました。

さらに、有料のNetflix(ネットフリックス)、Disney+(ディズニー・プラス)などのストリーミングサービスもどんどん売上を伸ばしています。
今後はライブ等も難しくなることから、配信サービスが増えるにつれ、動画の市場規模の拡大を後押しすることになるでしょう。

この市場規模を活かす

5Gへの移行による通信高速化と、SNSや動画コンテンツの急速な成長は、まだまだ止まることを知りません。
これを知ったうえで、皆様も自分のビジネスに動画をかけ算することにより、より多くの方の目に留まるチャンス、そして採用や購買へとつながる可能性が広がっていきます。
ぜひ、動画活用について、このサイトで学んでいきましょう!

まとめ

1

動画広告市場はすでに3000億円を超え、なお増え続けている

2

動画広告が伸びている理由は、通信技術の進歩と、媒体の拡大にある

3

今後は「参入しないと、取り残される」領域になっていく