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【初心者向け】YouTube動画編集のやり方|編集ソフトも紹介

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年々市場規模を拡大させている動画配信サービス。なかでもYouTubeは、世界中から人気を集める動画投稿プラットフォームとして、日本国内のユーザー増加も止まることを知りません。来年には579億円にまで達するという予測もされている※など、今後も動画配信サービスの人気は広がっていくと考えられるでしょう。

そんな中、動画編集に挑戦してみたいと考える人も増加。しかし、動画編集のプロになってみたいという漠然な希望はあっても、何から始めたらいいのか分からない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、動画編集の基本的な流れやおすすめの動画編集ソフトを中心に、動画編集のノウハウを知りたい人におすすめなサービスまで紹介していきます。

動画編集の基本を知りたいという人は、ぜひ参考になさってください。

※株式会社サイバーエージェントと株式会社シード・プランニング デジタルインファクトの共同調査

初心者からプロに!動画編集のやり方を知ろう

初心者からプロを目指すために、まずは基本の動画編集の方法を押さえておきましょう。

動画編集ソフトに素材を取り込む

動画編集を始める前に、動画編集ソフトへと素材を取り込みましょう。動画は、撮影した映像だけでなく音声や画像などさまざまな要素で成り立ちます。動画編集を始める前に素材をまとめて取り込んでおくことによって、その後の編集業務の効率化も可能です。

また、素材をバラバラと取り込んでいくのではなく、フォルダ分けをしておくとその後より効率化されます。

■素材のフォルダ分け例

・撮影した映像フォルダ

・動画に使うナレーションやBGM、SEなどの音声フォルダ

・動画に使うタイトル画像やイラスト、アイキャッチなどの画像フォルダ

・動画編集ソフトの編集ファイルフォルダ

・テスト(試作版)動画フォルダ

・完成版フォルダ

あらかじめフォルダ分けしてから、動画編集ソフトに取り込みましょう。

使わない部分のカットや順番の入れ替えを行う

素材を取り込み撮影した映像をタイムラインに並べたあとは、使わない部分のカットを一気に行っていきましょう。使うかどうか判断に迷ったショットに関してはひとまず置いておき、いらないと思った部分はスピーディにカットしていきます。

カット作業を進めながら、「この部分にはこのようなテロップをつけよう」、「ここにはこんなエフェクトを使おう」など、どう編集していくかを考えていくとその後がスムーズです。

ある程度カットが完了したら順番の入れ替えまで行い、伝えたいメッセージが伝わりやすい流れを作っておきましょう。

一旦この辺りで編集データのバックアップを取っておき、次の作業からは新たな編集フォルダで行っておくと、失敗した場合元データに戻ってくればいいだけなので安心です。

BGMやSEを挿入する

ある程度カット作業を済ませ、動画を理想の長さにまでまとめられた後に、BGMやSEを挿入していきましょう。必要な場合には挿入するBGMの長さ調整なども行います。

先にも述べたように、BGMやSEなどの音声フォルダを作成して動画編集ソフトに取り込んでおくと、素材探しに手間を取られません。

テロップを挿入する

BGMやSEの挿入が済んだら、テロップを挿入していきましょう。テロップはただ挿入すればいいというわけではなく、文字のフォントや大きさ、配置場所までにもこだわっておくとより良い動画を作ることができます。

テロップを挿入する際には、文字を読める時間がきちんと確保されているのかも確認しながら作業を進めましょう。

エフェクトを加える

映像、音声ともにある程度編集が完了したら、エフェクトやトランジション(切替効果)を加えていきましょう。

トランジションとは、カットとカットをつなぐ切り替え効果のこと。2つのカットが重なるように映像が移り変わっていくクロスディゾルブや、画面がゆっくりと白くなっていくホワイトアウト、黒くなっていくブラックアウトなどさまざまな方法があります。

映像だけでなく、音声のフェードアウトやフェードインなどのエフェクトも入れておきましょう。

カラーグレーディングを加える

カラーグレーディングとは、動画のカラー補正のこと。動画全体の色味を整えたい場合や、全体のトーンを変え動画の印象を変えたい場合、とある色をより鮮やかに映したい場合などに行います。

カラーグレーディングを行うと、動画編集ソフトの処理が重くなってしまいがちです。そのため、最初にこの作業をしてしまうと、その他の作業が滞ってしまう可能性も。カラーグレーディングは一番最後に行うのがおすすめでしょう。

動画を出力する

編集作業が一通り終わったら、動画を出力しましょう。編集が終わり出力したばかりのタイミングでは、動画編集が完了した達成感から、あまり完成品に対して客観的になれません。そのため、他の人にチェックしてもらうか、1日や2日など時間を置いてから確認すると、動画の細かな修正点に気づくことができます。

微修正まですべて終えたら、動画編集は完了です。

動画編集の初心者が知っておきたい基本用語

動画編集には、さまざまな専門用語が存在します。動画編集について勉強してみても、知らない用語ばかりだと、どうしても内容が入ってこないのではないでしょうか。

そこでここからは、動画編集の初心者が知っておきたい基本用語を紹介していきます。

ビットレート

ビットレートとは、ある特定の時間内に使用されているデータ量のこと。「◯◯bps」と表記し、動画1秒あたりが何ビットで作成されているのかを表す単位です。高画質であればあるほどビットレートは高くなります。

高ビットレートの動画はそれだけ容量も大きく、低スペックのパソコンだと処理しきれないことも少なくありません。高画質の(=高ビットレートの)動画を編集したい場合には、問題なく対応できるスペックの高いパソコンを用意しましょう。

また、YouTubeでは推奨しているビットレートの数値があります。音声はモノラルで128Kbps、ステレオで384Kbps、5.1で512Kbps。HDR動画をアップロードしたい場合には4Kで44〜85Mbps、2Kで20〜30Mbps、1080pで10〜15Mbpsなど音声・映像それぞれで推奨されているので、アップロードの際には参考にしましょう。

アスペクト比

アスペクト比とは、動画や画像における画面の縦横比のこと。それぞれのプラットフォームごとに推奨アスペクト比はバラバラで、たとえばInstagramのストーリーに動画を投稿する場合や、TikTokに動画を投稿する場合には9:16が推奨されていますが、Twitterへの動画広告を出稿したい場合には1:1が推奨されています。

ちなみにYouTubeが推奨しているアスペクト比は16:9のワイド型。もしもその他のアスペクト比で作成された動画をアップロードした場合には、余白が黒くなります。

エンコード

動画のデータはどれも非常に大きいもの。圧縮しないままでは非常に使い勝手が悪いため、圧縮変換作業を行わなければなりません。その圧縮作業のことをエンコードと言います。

エンコードの方法は大きく2つに分けることができ、その1つがソフトウェアエンコードです。動画編集ソフト上でエンコードを行う方法で、細かな圧縮方法についてはそれぞれの動画編集方法で異なります。

比較的スピーディにエンコードできるという特徴はあるものの、それはハイスペックのパソコンを使用している場合の話。もしも低スペックなパソコンで動画編集ソフトを使用していると、処理時間が予想以上にかかってしまうことも少なくありません。

一方、外部接続機器を用いるのがハードウェアエンコードと呼ばれる方法です。この方法であればパソコンのスペックは関係なく行えますが、エンコーダーが高額なだけでなく、利用できるコーデック形式が限られてしまっているといったデメリットがあります。

コーデック

コーデックとは、動画データや音声データを圧縮したり変換したりするプログラムのことです。

動画は、動画データと音声データの2つから成り立っていますが、どうしても容量が大きくなってしまいます。そのため、圧縮しなければ取り扱いが難しく、動画配信プラットフォームへのアップロードなども行えません。

そのために行う圧縮作業が先に説明したエンコードですが、エンコード、あるいは元の状態へと戻すデコードなどを行う際のプログラムがコーデックということです。

動画形式によって利用できるコーデックが異なるため、誤ってしまうと動画が再生できない、音声だけ聞こえないなどといった事態が起こります。

フレームフレート

フレームフレートとは、1秒の間に使用するコマ数のこと。動画はパラパラ漫画のような形で成り立っていると想像してもらえれば、分かりやすいかもしれません。単位はfpsで、日本のテレビでは30fpsが採用されています。映画では24fps、スーパースロー映像では240fpsにまで数値が上がることもあるようです。

注意してほしいのが、フレームフレートは動画編集時だけに気にするものではないということ。たとえば撮影時のフレームフレートが30fpsであった場合、編集時にも同じ30fpsに設定して行わないと、コマ数がずれてしまいます。コマ数がずれてしまえば、映像はぎこちない動きとなってしまうでしょう。

ちなみにYouTubeでは、フレームフレートの数値において24〜60fpsまでを推奨しています。

初心者におすすめな動画編集ソフト3選

ここからは、初心者の人にもおすすめな動画編集ソフトを紹介していきます。どれも操作が簡単なので、気軽に利用することができるでしょう。

Filmora

Filmoraは、動画編集の初心者から上級者にまで幅広く利用されている動画編集ソフトです。ワンクリックでさまざまなエフェクトをかけることができ、上級テクニックが必要と思われるような動画でも、簡単に作ることができるのが特徴。基本のチュートリアル動画も充実しており、動画編集の初心者であっても迷うことなく編集をスタートできます。

まずは無料で始められるのも、買い切りタイプのプランが8,980 円(税込)で購入できるのもうれしいポイントでしょう。

iMovie

iMovieは、MacやiPhoneなどで利用することのできる無料の動画編集ソフトです。無料でありながらもさまざまな機能が搭載されており、クリップのトリミングやシームレスなトランジション、オーディオのフェードインやフェードアウトなどの基本的な編集機能はもちろん、数多くのエフェクトで思い描いている映像を形にすることができます。

パソコンとiPhoneのどちらからでも編集できるため、移動中などのちょっとした時間にサクッと編集作業を進められるのも魅力です。

GOM Mix Pro

GOM Mix Proは、有料でも無料でも使用することのできる動画編集ソフトです。簡単なマウス操作だけで動画編集を行えるので、初心者の人にぴったり。フレームエフェクトや場面切り替えなど、動画をワンランク上に変えるエフェクトをクリックするだけで利用できます。

フィルタは約100種類も用意されているため、「動画の彩度を変えたい」、「より明るいイメージにしたい」など、自分が思い描く映像を簡単に作ることができるでしょう。

スマホを活用したい人におすすめな動画編集ソフト3選

動画編集を本格的に行いたいのであれば、ハードウェアはパソコンを選んでおくのが吉です。しかし、動画編集を行えるハイスペックなパソコンを用意するには、どうしてもコストがかかってしまうもの。できればもっと気軽に動画編集を行いたいという人もいるでしょう。

そこでここからは、お手持ちのスマートフォンを使って簡単に動画編集を行えるソフト/アプリケーションを紹介していきます。

VivaVideo

VivaVideoは、iPhone/Andoroidどちらでも使用することのできる動画編集アプリケーションです。無料でも有料でもどちらでも使用でき、カット編集やBGMの挿入、テロップ、フィルタなど基本的な編集機能を網羅。有料版にグレードアップするとウォーターマーク(ロゴ)を削除できるだけでなく、ビデオパラメータの調整や背景のカスタマイズ、さらには4K動画にも対応するなど、スマートフォンアプリだからと言って侮れません。

VideoShow

VideoShowは、iOS/Androidどちらもリリースされている動画編集アプリです。無料版・有料版どちらも提供されており、無料版は機能が限られるものの基本的な編集機能は充実。操作方法も非常に簡単で、素材を取り込みタップ作業でトリミングやカット、トランジションなどを行っていくだけ。直感的に操作できるため、迷わず誰でも動画編集を行えます。

キネマスター

キネマスターは、iPhone/Androidどちらでも使用できる動画編集アプリケーション。無料・有料どちらでも使うことができ、有料版であっても月額450円、年額2,500円とリーズナブルです。課金した場合1,500以上もの追加機能を使用することができますが、無料版でも機能は十分。40種類ほどのトランジションも用意されており、スマホで本格的な動画編集をしたい場合にはおすすめです。

プロを目指す人におすすめな動画編集ソフト3選

初心者向けやスマホ向けの動画編集ソフトではなく、プロの動画編集者と同クオリティの編集をできるソフトウェアを紹介していきます。

Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Proは、短い動画のみならず長編映画まで編集することのできる動画編集ソフトウェア。エフェクトやトランジション、カラーグレーディング、テロップの挿入など動画編集のための本格的な機能が豊富に揃っており、多くのクリエイターに使用されています。4K動画の作成やVR動画の編集も可能です。

Final Cut Pro X

Final Cut Pro Xは、Appleが提供しているMac専用の動画編集ソフトです。動画や写真などの素材取り込みを始め、カットや連結、BGMの挿入、エフェクトの追加、テロップ挿入など本格的な動画編集を行うことができ、YouTubeに投稿する動画はもちろんのことさまざまな種類の動画を作成できます。

Adobe Premiere Proよりも機能や操作が簡単なので、「初心者レベルは卒業したが、細かすぎる機能があっても使い切れないかもしれない……」という動画編集中級者の人にもおすすめです。

EDIUS Pro 9

EDIUS Pro 9は、アメリカの放送機器メーカーであるグラスバレー社が提供している動画編集ソフトです。4K動画やHDR動画の編集に長けており、SDR/HDRの混在編集も可能。かなり上級者向けの機能ばかりであるだけでなく、他のソフトウェアと比べてマニュアルやチュートリアルなども充実していないため、動画編集で仕事をしていきたい人、本格的にプロを目指したい人向けのソフトでしょう。

動画編集ノウハウを無料で知りたい方は動画広告ネットがおすすめ

ここまで、初心者から動画編集のプロになるためのコツやおすすめのソフトを紹介してきました。しかし、この記事をご覧の方の中には、より多くのノウハウを知りたいという人も多いのではないでしょうか。動画編集を学びたいと思っても、スクールに通うのはコスト的に厳しく、本やYouTubeなどから学ぶのも効率が悪いとお悩みの人も少なくないでしょう。

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まとめ

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