広告運用

SNS広告とは|成果をあげる運用のコツやメリットデメリット

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スマートフォンの所持率やSNSのアクティブユーザーは年々右肩上がりを記録しており、スマホでSNSを見ることがもはや当たり前の時代となりました。そこで多くの企業が活用しているのが、SNS広告です。

多くの企業がSNS広告に挑戦していることもあり、「自社もSNS広告に挑戦してみよう」と検討中の企業も多いのではないでしょうか。しかし、SNS広告とは何なのか、どのように運用すればいいのかなど、まったく分からないという担当者様も少なくないでしょう。

そこで今回は、

  • SNS広告とは何か
  • SNS広告にかかる費用
  • SNS広告で成果をあげるコツ

などを中心に紹介していくので、SNS広告に挑戦したいという方はぜひ参考になさってください。

SNS広告とは

はじめに、SNS広告とは一体どのような広告なのかを改めて確認しておきましょう。

SNS広告とは、SNS(Social Networking Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に出稿することのできる広告のこと。TwitterやInstagram、Facebookなどいったソーシャルメディアにおけるタイムラインなどに掲出することができます。

多くの企業がSNS広告に挑戦している理由、それはGoogle広告やYahoo広告などのこれまでのネット広告に比べ、細かなターゲティングを行えるから。年齢や性別、地域のような基本情報のみならず、興味・関心、フォローやいいねをしているアカウントやページなどのデータまでカバーすることによって、より細かなターゲティングを叶えています。

また、Twitterをよく使う人、Instagramをよく使う人はそれぞれユーザー層が異なります。そのため、そのユーザー層を参考にすることにより、より訴求力の高い広告を配信することができるでしょう。

SNS広告の種類

 

SNS広告はそれぞれのSNSで出稿することができます。ここでは、それぞれの媒体でどのような特徴があるのかをチェックしていきましょう。

Facebook広告

Facebook広告は、全世界で月間アクティブユーザー数25億人を記録している世界トップクラスのSNS、Facebookに配信することのできる広告です。日本国内における月間アクティブユーザー数は2,600万人以上(2020年上半期のデータ)。国内外を問わず、なお数多くの人々に利用されています。

20代後半〜50代ほどのユーザーが多く、ビジネス用途で利用している人も多数。PC・モバイル両方で利用している人はあまりおらず、約8割がスマートフォンなどのモバイル端末のみで利用しています。

最大の特徴が、実名登録を原則としているということ。住んでいる地域や交際ステータスなど細かな情報が登録されており、広告を配信する際にはそれらのデータを活用して細かにターゲティングを行うことができます。

Instagram広告

Instagram広告とは、日本国内の月間アクティブアカウントが3,300万(2020年上半期)を誇るSNS、Instagramを活用することのできる広告です。

画像投稿がメインのソーシャルメディアで、広告を配信する際に普通の投稿から浮くことがない点が大きなメリット。ファッションや美容、フードに関する商材であればなおおすすめでしょう。

ユーザーの内訳としては男性より女性の方が多く、トレンドに敏感な層が多いのが特徴。5人に1人は朝目覚めた瞬間にログインしているほか、デイリーアクティブユーザーの7割程度は Instagram ストーリーズを活用しているとのデータが残されています。

基本的には日常や生活の様子を写真で気軽に投稿するといった使われ方をされていますが、約6割のユーザーが新しいサービスや商品などをInstagramを通して見つけているというデータもあり、広告配信におすすめな媒体です。

Twitter広告

Twitter広告は、日本人の約3人に1人、4,500万人ものアクティブユーザー数(2020年上半期時点)を誇るSNS・Twitterに配信することのできる広告です。

Twitterユーザーの平均年齢は35歳ほど。ティーンをはじめ20代や30代、40代まで幅広く利用しており、アプローチできる層の厚さが魅力です。加えて、Twitterユーザーの9割近くはTwitter内で情報検索を行うとのデータも残されていることから、広告を出す場としてうってつけでしょう。

Twitter広告では、検索ワードやフォローアカウントなどのデータを活用してターゲティングでき、広告ツイートであってもオーガニックツイートと同じくリツイートやいいねもしてもらえるため、費用をかけずとも2次拡散が期待できるのがうれしいポイントでしょう。

情報の流動性が高いSNSであることから、リーセンシーが含まれているかどうか(=新しい情報を含んだ広告であるかどうか)が重要なのもTwitterならではの特徴です。

LINE広告

TwitterやInstagramなどとは色が異なりますが、日本最大級のユーザー数を誇るモバイルコミュニケーションアプリ、LINEにも広告を配信することができます。

LINEは言わずと知れたコミュニケーションアプリですが、LINE内のトーク一覧上部やタイムライン、LINEニュース、LINEマンガなどに広告を掲出でき、TwitterやInstagramなどのSNSをやっていないユーザーにもリーチできるのが大きなメリット。LINEが保有している多くのデータを活用したターゲティングが行えることから、より効果的な広告配信を行えるでしょう。

SNS広告にかかる費用

ここまでそれぞれの媒体ごとのSNS広告の特徴を説明してきましたが、SNS広告を配信する場合にはどのように費用が算出されるのでしょうか。

SNS広告は、どれだけユーザーに表示されたのか、どれだけユーザーにクリックしてもらえたのかで費用が左右される「運用型広告」に分類されます。運用型広告は「リスティング広告」や「ディスプレイネットワーク広告」、「リターゲティング広告」なども該当し、インターネットにおける広告の主流となっているようです。

SNS広告は、主に以下の2つを指標として費用が発生します。

  • CPM(Cost Per Mille:インプレッション課金)
  • CPC(Cost Per Click:クリック課金)

CPM(インプレッション課金)とは、ユーザーに広告を視聴してもらった回数から費用が割り出される方式のこと。CPC(クリック課金)とは、クリックされた回数に応じて費用が算出される方式を指します。

実際はCPMとCPCだけでなくCPV(Cost Per View:動画再生課金)やCPI(Cost Per Install:アプリインストール課金)もありますが、SNS広告においては課金方式を選択できることが少なくありません。

FacebookやTwitter、InstagramなどそれぞれのSNSによって課金形態が設定されているため、配信する際にはきちんと確認しておきましょう。

SNS広告を出す5つのメリット

SNS広告とはどのようなものなのか、費用はどのように算出されるのかがわかったところで、SNS広告を出すメリットについてチェックしていきましょう。ここでは、5つのポイントに絞って紹介していきます。

細かくターゲティングできる

SNS広告を出すメリットとしてまず1つ目にあげられるのが、他のインターネット広告よりも細かくターゲティングできるというポイントです。

SNS広告では、

  • 年齢
  • 性別
  • 地域
  • フォローしているアカウント
  • いいねしている投稿

などの情報を活用してターゲティングを行うことができます。より精度の高いターゲティングを行えるということは、そのターゲットを意識し、訴求力の高い広告を制作できた場合、成果に繋がりやすいということ。成果につなげられるということは無駄な広告費を抑えられるため、費用対効果のアップが期待できるでしょう。

それぞれの媒体ごとのターゲット層も意識しながら広告を配信できるため、より訴求しやすい広告を制作できるのもうれしいポイントです。

タイムラインで違和感なく宣伝できる

タイムライン上で違和感なく宣伝することができるというのも、SNS広告を出すメリットの1つです。

ネット広告においてもっとも避けたいのは、明らかに広告らしいという雰囲気が出てしまうということ。明らかに宣伝目的のものをユーザーはクリックしようとは思いません。そのため、成果にはつながりづらくなってしまいます。

しかしSNS広告であれば、TwitterやInstagramなどのタイムライン上に自然に広告を流し込むことができ、広告であるという雰囲気をなるべく減らしながら掲出することができます。

普通の投稿と同じような感覚で広告を配信できるということは、ユーザーも身構えることなく広告からの情報を得られるということ。違和感なく商材に関する情報を視聴できるため、他のネット広告よりも「欲しい」、「気になる」という感情へとつながりやすいでしょう。

潜在層を掘り起こせる

SNS広告を配信するメリットの3つ目としてあげられるのが、潜在層も掘り起こせるということ。

SNS広告の場合、SNS上で情報検索をしているユーザーにアプローチできるのはもちろんのこと、何気なくタイムラインを眺めているユーザーにもアプローチすることができます。

もともとはその商材に興味がなかったとしても、偶然タイムラインで見かけることにより認知度は上昇していきます。さらに、「実はこんな商品が欲しかった」という風に、ユーザーが潜在的に欲しがっていた商品である可能性もないとは言い切れません。

「たまたま欲しい商品に巡り会えた」という偶然を演出するためにも、ターゲティングの際にあまり絞り込みすぎないのも1つの手段でしょう。

ユーザー間で拡散されることもある

SNS広告ならではのメリットとしてあげられるのが、ユーザー間で拡散してくれる可能性もあるということです。

たとえばTwitterに広告を配信する場合、普通のツイートと同じような形で広告を掲出することができます。その広告は通常のツイートと同様にリツイートもいいねも行えるため、その広告に対し興味を持ってくれたユーザーがどんどん拡散してくれることにより、2次拡散が起こる可能性があるでしょう。2次拡散には広告費用が発生しないのもうれしいポイントです。

気になるのが「どのような広告であれば拡散してもらえるのか」というポイントかと思われますが、思わず目を取られる動画広告を配信してみる、他とは差を付けるような独特な広告にしてみるなどといった方法があげられるでしょう。

コストパフォーマンスに優れている

コストパフォーマンスに優れているというのもSNS広告を配信するメリットです。

SNS広告にかかる費用の算出方法はCPM(Cost Per Mille:インプレッション課金)

とCPC(Cost Per Click:クリック課金)がメインと先に述べましたが、基本的には広告がクリックされるか、あるいは1,000回以上など一定数視聴されなければ課金となりません。クリック単価自体も、その他のネット広告よりも低く抑えられています。

クリックした場合、あるいは数多く視聴された場合のみしか費用が発生しないということは、ユーザーに興味を持ってもらえた、サービスや商品の認知度が上がったという状況になれば費用が発生するということ。商材に興味のないユーザーにかける無駄な費用をなるべくカットすることができるので、結果的に費用対効果の高い広告といえるでしょう。

SNS広告を出すデメリット

ここまでSNS広告を配信するメリットについていくつか紹介してきましたが、SNS広告を配信するデメリットがないというわけではありません。ここからは、SNS広告を配信するデメリットについても紹介していきます。

クリエイティブに力を入れなければスルーされる

SNS広告を出すデメリットとしてあげられるのが、中途半端なクリエイティブではまったく効果がなく、スルーされてしまう可能性の方が高いということです。

ただタイムラインを眺めているユーザーにまでアプローチできるのはSNS広告のメリットではありますが、その反面、ただタイムラインを眺めているユーザーにも訴求できるようなクリエイティブを作らなければならないということを意味します。

タイムライン上で何の違和感もないのは良いことですが、まったく目を引かないようであればそれは逆効果。クリエイティブ制作にはきちんと注力し、思わず見てしまうような広告としましょう。

炎上してしまう可能性がある

奇をてらいすぎた場合や、取り扱っている内容によっては、炎上してしまう可能性があります。拡散力が高いのはSNS広告のメリットではありますが、悪い印象で拡散されていくとまったくの逆効果となってしまうため、差別的な表現、ユーザーを煽るような表現、誰かが嫌悪感を抱く可能性のあるものは絶対にNGです。

運用は簡単ではない

SNS広告は費用対効果が高いと先に述べましたが、それはあくまでも適切に賢く運用できた場合です。広告を出したらそのまま出しっぱなしで、効果測定や改善などを蔑ろにしていては、思うような成果につながりません。日々地道な作業が必要な分野であるため、はじめて挑戦するという場合にはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

SNS広告で成果をあげるコツ

最後に、SNS広告で成果をあげるためのコツを紹介していきます。

ターゲットを明確にセグメントする

確かな成果につなげていくために、ターゲットは明確にセグメントしていきましょう。細かなセグメントが可能であるのがSNS広告のメリットでもあるため、この点を蔑ろにしてしまうのは非常にもったいないこと。PDCAを回しながら、成果の出やすいセグメントを見つけていきましょう。

動画のトップで目を引く構成に

テキストや画像よりも訴求力の高い動画は、SNS広告においても非常に効果的です。しかし、タイムライン上に自然に紛れた結果スルーされてしまうなんてこともあるため、動画のトップにインパクトを持たせ、思わず目を止めてしまう構成としましょう。

サムネイルには人の画像

SNS広告に用いるサムネイルには、なるべく実写画像を用いましょう。実写である方が、広告を視聴したユーザーにとって商材やサービスをイメージしやすくなります。具体的に想像できるということは「その商材が気になる」という感情につながるきっかけともなるため、イラストなどより実写がおすすめです。

配信結果をきちんと分析

SNS広告を配信した場合には、きちんと配信結果を分析しましょう。もしもインプレッション数やコンバージョン数が伸び悩んでいるならば、そもそもセグメントが誤っている可能性のほか、クリエイティブに問題がある可能性もあります。配信結果をきちんと分析し、仮説を立て、また検証していくという体制を築きましょう。

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SNS広告は上手に活用できれば非常に効果的です。しかし、「SNS広告に挑戦してみたい気持ちはあるものの不安がある」「すでにSNS広告を運用しているが、思っていたような成果がまだ出ない」という人も多いのではないでしょうか。

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