動画とはそもそも
動画を辞書で調べると、以下のように定義されています。
1.アニメーション.
2.動きのある映像。
確かに、先ほどのような「動く絵」「アニメーション」は確かに定義としては間違っていません。
ですが、実際のところ何でできているのでしょう?動画制作の過程に沿ってみていきましょう。
動画制作は編集ソフトで制作します。ソフトもピンからキリまでいろいろありますが、そのすべてに共通している工程があります。
それは「書き出し」という作業です。
これは編集した動画を一本の動画にまとめる工程で、動きや効果を適用させ、.mp4や/movといった拡張子のファイルに変換しているのです。その工程では、動画を「1枚1枚の画像として吐き出して、それを一つに束ねている」のです。
結論を言うと、動画というのは「たくさんの写真の連続」で構成されています。ようはパラパラ漫画と原理は一緒です。
素早く画像を切り替えることにより、残像が視界に残るため、次の画に切り替わったことに気づかずに進んでいきます。
ちなみに、この連続した画が1秒に流れる量、つまりコマの多さを「fps」(フレームパーセカンド)といいます。この数値が高いほどブレがないように見え、俗にいう「ヌルヌル動く」動画になりますが、画の枚数が増える分容量が大きくなります。
最近YouTubeでよく使用されている1080p-60 というのは1080p(1920×1080ピクセル)の画像が1秒間に60枚流れることを表しています。
動画の容量が大きくなるのも納得ですね。
(実際の動画制作においては「書き出し」の工程で圧縮をするため、30秒の動画で大体50~60MBくらいのサイズになります。)
文字と画像に比べて、動画は何が違うの?
これに関しては見てもらった方が早いでしょう。
文字→画像→動画の順番でお見せします。
文字
「動画広告に必要な「動画制作」「サイト制作」「広告運用」を、一貫して行うことができます!」
画像
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動画
違いは一目瞭然かと思います。
テキストを読むだけでは、意味は分かっても理解まではすることができないでしょう。
画像だけでは表現できなかった「動き」が追加され、動画制作とサイト制作と広告運用の順番で制作していくことが表現できています。さらによく見ると背景にも動きがあり、画面全体としてにぎやかな印象を受け、ナレーションの声も相まって「目を引かれた」ことと思います。
人間は以前狩猟民族であったことから、「動くもの」を本能的に目で追ってしまう性質があります。
さらに、商品やサービスを撮影した素材を使うことで、視聴者がそれをイメージしやすくなるというメリットもあります。
現に、YouTubeの商品紹介動画が定着したということもあり、ユーザーの74.6%が商品購入前に動画を視聴するというデータがあります。
https://ferret-plus.com/13097
さらにさらに、撮影を行うと採用に関してもメリットがあります。
実際に会社で仕事している様子や、職場の雰囲気、働いている人たちの様子を見ることができるのは、就活生にとって大きなメリットです。
現に50%の学生が企業の採用動画をYouTubeで視聴し、採用動画視聴により8割の就活生が志望度上昇、「採用動画があったほうがいい」と回答する学生は9割を超えたというデータがあります。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000010591.html
これらの特徴を持つ動画は。ユーザーの流動性が高いSNS広告において最大の効果を得ることができる媒体といえます。
SNS広告は「インフィード広告」といって、タイムラインの中に埋め込まれる形で表示されるため、動的ではないテキストや画像ではユーザーの目に留まることなくスワイプされてしまいます。
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一方動画の場合はその情報量の多さから視聴者の目を引き、動的であるという利点があるため、タイムラインに流れてきたときに視聴者の目を引くことができます。
情報量が多いため視聴者に短い時間で伝えたいことを伝えることも得意です。
SNS広告において動画を使うことの利点をもっと知りたいという方は、ほかの記事も読んでみてください!