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YouTube広告のコツ5つ|再生秒数を伸ばすにはどうする?

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YouTubeの市場規模が拡大していくにつれ、YouTube広告を活用する企業も増えています。しかし、YouTube広告を配信すればすぐに成果につながるというわけではありません。サービス・商品の認知や売上アップにつなげていくためには、広告の再生秒数を伸ばす必要があります。

しかし、再生秒数を伸ばすことが重要であるとは分かっていても、具体的にどうするべきなのか分からないという人も少なくないでしょう。

そこで今回は、YouTube広告の再生秒数をできる限り伸ばすためのコツを解説。YouTube広告以外にも活用できる表現方法や、効果測定のポイントまで紹介していくので、動画広告で成果を残せず悩んでいる場合には参考になさってください。

 

YouTube広告で再生秒数を伸ばすコツ5つ

はじめに、YouTube広告で再生秒数を伸ばす5つのコツを紹介していきます。この5つのポイントを確実に押さえていくことによって、動画広告の成果に大きく差が出るでしょう。

ターゲット設定は明確に

YouTube広告で再生秒数を伸ばすために、ターゲット設定は明確に行っておきましょう。

ターゲット設定をきちんと行わずにYouTube広告を配信しても、ただ闇雲に配信しているだけで成果にはつながりません。ターゲット設定、ならびに目標設定などはきちんと行うべきです。

ターゲット設定は具体的であればあるほど良く、

  • どこに住んでいるのか
  • 年齢はどのくらいか
  • 趣味は何か
  • 職業は何か

など細かな部分まで決めておくといいでしょう。

さらに、「YouTube広告を配信することによって1,000人に会員登録をしてもらい、ネットショップの売上を前年比30%アップにする」というように具体的な目標を立てておけば、効果測定を行う場合にも役立ちます。

目的に沿って動画を作成する

YouTube広告で成果を出したいのであれば、「自社のサービスを知ってほしい」、「商品の売上を伸ばしたい」など、YouTube広告を配信する際の目的に沿って動画を作成しましょう。

YouTube広告を配信する最大のメリットは、テキストや静止画では表現できないことまで伝えられるということ。たとえば商品を実際に使用している様子などを動画広告とすることにより、具体性が上がり、訴求力が高まって購買につながるというわけです。

訴求力に非常に長けているのが動画広告であるにも関わらず、実写で制作した方がいいものをアニメーションにしてしまう、アニメーションの方が効果的なところをモーショングラフィックスにしてしまうといったミスがあると、非常にもったいないでしょう。

認知拡大を狙う場合には実写映像で印象的に、分かりづらいサービスをできる限り分かりやすく伝えたいならアニメーションなど、目的に沿ったフォーマット選びから徹底しておくと安心です。

最初の3秒で心をつかむ

YouTube広告の再生秒数を伸ばすためには、最初の3秒間で視聴者の心をつかまなければなりません。動画の冒頭の印象が弱いと、すぐに広告をスキップされてしまいます。その後も視聴し続けてもらうには、冒頭で「なんだか気になる」、「続きもちょっと見てみよう」と思わせましょう。

最初の3秒で視聴者の心をつかむためには、

  • インパクトの強い冒頭にする
  • ストーリー的に続きが気になる
  • ターゲットを明確に伝える

などといった方法がおすすめ。印象的なキャラクターを登場させる、あるいは予算に余裕がある場合にはタレントに出演してもらいインパクトを出すほか、続きが気になってしまうようなストーリー仕立てにする、「最近肩こりでお悩みのあなた!」と分かりやすくターゲットに呼びかけるなどといった工夫を凝らし、より長い間広告を視聴してもらうよう促しましょう。

情報を詰め込みすぎない

YouTube広告の再生秒数を伸ばすためには、なるべく情報を詰め込みすぎないようにしましょう。動画広告は、最後まで見てもらえたとしても非常に尺が短いもの。「短い間にできる限り情報を伝えなきゃ!」とあれもこれもと詰め込んでしまうと、視聴者にとっては逆効果です。結局何が伝えたいのか分からなくなってしまい、本当に伝えたかったことが伝わらないかもしれません。

とくに伝えたいことに情報を絞ることによって、視聴者に伝わりやすい動画広告を作成できるでしょう。

音声にもこだわる

YouTube広告の再生秒数を伸ばすためには、映像だけでなく音声にもこだわりましょう。YouTubeの視聴者は、常に画面を見ているわけではありません。何か作業をしながらYouTubeを見ているユーザーも多く、映像ではなく音声しか受け取っていない可能性も高いでしょう。

ながら視聴をしているユーザーの興味を惹きつけるためにも、冒頭部分の音声にこだわることが非常に重要です。何か続きが気になるようなセリフを冒頭に用意するなどの工夫を凝らしましょう。

動画広告全般に使える!心をつかむ表現のコツ

ここからは、YouTube広告のみならずTwitterやInstagramなどの動画広告全般に活用できる表現のコツを紹介していきます。思わず目を引く仕掛けで、ユーザーの心をつかみましょう。

画面分割

心をつかむ表現のコツとしてはじめにあげられるのが、画面分割です。

画面分割とは、その文字通り映像の画面を左右や上下などに分割し、双方に訴求要素を映し出す方法です。動画広告の限られた時間の中で最大限に情報を伝えることができ、視覚効果もアップするのがうれしいポイント。視覚効果がアップすることによって、ユーザーの途中離脱を抑制することができるでしょう。

短い時間でありながらも十分に情報を伝えられることにより、ユーザーに「なんだか気になる」と思わせ、視聴時間を長くする効果が期待できます。

スワイプアップ

Instagramの機能の1つ、ストーリーズで利用できる方法です。画面の下部にスワイプアップを促すようなパーツを設ける、スワイプアップを促すような動きをさせるなどして、その動画を見ている人がついスワイプアップしてしまうように設計されています。

動画広告からWebサイトへの遷移率が向上するため、サービスの認知よりも顧客の獲得などに向いている方法でしょう。

ルーレット表現

ルーレット表現とは、数多くの静止画をかなり早いスピードで切り替え表示させることにより、ユーザーの関心を引く方法です。ただ単に静止画を切り替えていくだけでなく、もっとも伝えたいところで切り替えを止めることにより、訴求したい内容にユーザーのアテンションを集めることができます。

また、わざわざ手の凝った編集作業を行わなくとも、多くの静止画さえれば1つの動画にすることができるため、動画制作費用をなるべく抑えたいという場合におすすめでしょう。

動的グラフ

たとえば宣伝したいサービスや商品を利用した結果、どれくらいの効果があったのかなどを動的グラフとして動画広告に用いる方法です。具体的な数値や効果をより分かりやすく伝えることができるため、短い時間の中でサービスや商品をアピールするにはおすすめといえるでしょう。

サービスなどの認知ではなく、実際の購入や資料請求などといったアクションを促したい場合に使用すべき表現方法です。

エピソードドラマ風

最初はまったく広告感がなく、ドラマを見ているかのような演出でありながら、最終的にはサービスや商品の宣伝へとつなげていく方法です。単なる動画広告を見ているときとは異なり、「この人の気持ち、分かるなぁ」などといった共感を覚えながら見続けてもらえるため、自然な流れで最終的なコンバージョンへとつなげることができます。

こちらも動的グラフと同様、サービスの認知ではなく購買や資料請求、お問い合わせなどといったアクションにつなげたい場合におすすめの表現方法でしょう。

クイズ・アンケート形式

人は、クイズを出されるとついつい応えてしまいがち。その心理を動画広告にも活かした方法が、クイズ・アンケート形式です。冒頭でクイズやアンケートなどを提示することによって、普段なら動画広告をスルーしてしまうという人の興味までも惹き寄せ、動画広告の完全視聴率を上げることができます。

この場合、ワンタップで気軽に答えられるようなクイズ・アンケートとしておくと、より効果的です。

YouTube広告は効果測定も肝心

ここまでYouTube広告や動画広告の効果の出し方について説明してきましたが、きちんと成果につなげていくためには効果測定が欠かせません。以下の表にある基本指標に基づき、綿密に効果を測定していきましょう。

指標の種類 何を指すか
表示回数 動画広告のサムネイルまで表示された回数。
視聴回数 動画広告を実際に視聴してもらえた回数。
視聴率 動画広告の視聴回数を広告の表示回数で割り算出された、見てもらえている割合。
完全視聴率 動画広告を最後まで離脱することなく見てもらえている割合。
総再生時間 これまでにユーザーが動画広告を再生してきた総時間。
平均総再生時間 インプレッション1回につきどのくらいの間(秒数)再生しているのか表す数値。
平均広告視聴単価 動画広告が30秒間まで視聴された、あるいは30秒未満の動画広告が最後まで視聴されたなど、ユーザーが動画広告にエンゲージメント操作を行った際に広告主が支払う金額の平均。

 

 

クリック数 動画広告を見てユーザーがクリックしてくれた回数。
クリック率 動画広告のクリック回数を、動画広告の再生数で割った数字。
コンバージョン数 動画広告を視聴したユーザーが、実際に資料の請求や商品の購入、お申し込みなどのアクションをとった数。
ユニークユーザー数 一定期間の中で動画広告を再生したユニークユーザーの数。

 

これらの11の指標に基づいてYouTube広告などの効果測定を行うことにより、動画広告を配信したあとの課題が見えてきます。すぐさま改善点を見直してブラッシュアップしていくことにより、成果につながっていくでしょう。YouTube広告を配信して満足してしまい、効果測定は行わずに放置していては、費用の無駄になりかねません。

とくにクリック数やクリック率は非常に重要で、ユーザーがYouTube広告を見て心を動かされたのかどうかが分かりやすく影響します。もしも再生回数は伸びているのにクリック数が伸び悩んでいたら

  • 広告内容に問題がある
  • あるいはターゲットと配信媒体がマッチしていない
  • そもそもターゲティングに誤りがある

などといった課題が見えてくるので、クリック数はとくに注目しておきたいところです。

YouTube広告の効果測定にコツはある?

YouTube広告、さらにはどの動画広告においても、効果測定が非常に重要であると分かっていただけたでしょうか。しかし、「効果測定の重要性は知っているが、イマイチどういう点に気をつければいいのかも分からない」という人は少なくありません。

そこでここからは、YouTube広告などの効果を測定する際に、どういった点に気をつけるべきなのかコツを紹介していきます。

目的にあわせて指標を設定しよう

YouTube広告の効果測定を行う場合には、目的に合わせて指標を設定することが非常に重要です。

もしも目的やKPIを曖昧に設定したまま広告を配信しても、効果測定を行う際にどの数値を基準に確認していけばいいのかが分かりません。この数値は高いということは効果が出ているのか?この数値はまったく上がらないがそれでも問題ないのか?など、効果のある・ないを判断しづらく、それ故に改善策も浮かんでこないでしょう。

そのため、まずは配信前の段階においてきちんと目的やKPIを設定してから、広告運用を初めていくことが非常に重要です。

ここからは、それぞれの目的別の指標設定方法を確認していきましょう。

認知度アップの場合

YouTube広告の配信目的が認知度アップである場合には、

  • 視聴回数
  • ユニークユーザー数
  • ブランド認知度
  • 広告想起率

この4つの指標をチェックしなければなりません。

視聴回数とユニークユーザー数は先ほどの表にもありましたが、ブランド認知度とは文字通りそのブランドがどれだけ認知されているのかを表す数値、広告想起率は関連するワードから動画広告を思い浮かべてもらえる割合を表す数値です。

認知度アップが目的の場合には、どれくらいのユーザーにどれくらい視聴してもらえて、どれくらいサービスや商品を認知し、その後も覚えていてもらえるのかという点が重要なもの。この4つの指標を軸に、認知度が向上しているのかどうかをきちんとチェックしていきましょう。

購入検討の場合

もしもYouTube広告の配信目的がユーザーの購入検討である場合には、

  • 完全視聴率
  • 再生時間
  • ブランド好感度
  • 比較検討
  • ブランド関心度

これら5つの指標をチェックしていきましょう。

目的が購入検討であるならば、ユーザーが単にサービスや商品を知っているだけでなく、「なんだかこの商品は気になるな」、「このサービスは良さそう」などと思わせるところまで持っていけたのかを確認しなければなりません。

自然検索数の伸び率などを確認し、サービスや商品などへの関心がどれほど高まったのかを確認しましょう。

行動促進の場合

YouTube広告を配信する目的が行動促進である場合には、

  • クリック数
  • 問い合わせ数
  • 会員登録数
  • 売上
  • 購入意欲

これら5つの指標を確認しましょう。

YouTube広告が「この商品を買いたい!」や「このサービスに登録してみたい!」という気持ちを促進させたのかどうか、つまりは購入意欲の発生に貢献したのかどうかは、購入時のアンケートなどで「広告を見た/見ていない」を聞いてみるといいでしょう。

ターゲット含有率を要チェック

YouTube広告などの動画広告を配信した場合には、どのようなユーザーが広告を視聴したのか把握することができます。

もしも腰痛や肩こりに悩むアラフィフ世代をターゲットとした商品である場合、動画広告はその世代に人に多く見てもらわなければなりません。

ターゲット含有率が高い場合には、あらかじめ設定しておいたターゲットがこちらの希望通り動画を視聴してくれているということになりますが、含有率が低い場合、ターゲティングを誤っている可能性が高いでしょう。

ターゲティングが失敗していると動画広告の成果はあがらないので、見直し・改善を行っていく必要があります。

他社との比較に気を取られない

「競合他社が最近配信している広告が、SNSでバズっているらしい」、「A社は動画広告でかなりの成果をあげたと聞いたが、うちはなかなか成果につながらない」など、どうしても他社の結果と自社の現状を比較してしまいがちなもの。しかし、動画広告といってもその内容はさまざまで、そもそも広告に割ける予算がまったく異なっている場合もあるでしょう。つまり、条件が異なるものを比較しても仕方がないということです。

他社との比較にばかり気を取られず、自分たちが設定している目的に動画広告は貢献しているのか、その1点に集中して運用していきましょう。

YouTube広告は逆効果になることもある?

YouTube広告を配信すると、「この広告ばかり流れてきてうっとうしい」、「しつこい印象を受ける」などといったネガティブな印象を抱かせてしまう場合もあります。

ユーザーからすれば、どの動画を見ても同じ広告ばかり流れてきた場合、テレビでずっと同じCMが流れているのと同じ感覚です。「またこれか」「もう飽きたな」と思わせてしまうこともあるでしょう。

そのような印象となるのを防ぐためにも、同一ユーザーへの表示回数を少なめにしておくのも1つの手段かもしれません。

YouTube広告で効果を出すにはプロへの相談が近道

今回は、YouTube広告で効果を出すにはどうしたらいいのかを紹介してきました。表現のコツや効果測定の重要性を知っておけば、着実に成果へとつながっていくはずです。

しかし「最短距離で成果をあげたい」という場合には、動画広告のプロへの相談がおすすめ。動画の制作や効果測定まで任せることができ、ノウハウを活かして最短ルートで成果をあげることができます。

「動画広告フラット 」であればターゲットの選定や動画制作、その後の広告運用までまとめて相談可能。確かな成果を出したいとお悩みなら、ぜひご相談ください。

それらの項目においてできれば例として実際の動画を掲載したいのですが、難しいでしょうか?

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https://movie-flat.net/