経営は、航海に似ています。社長はいわば船長のような存在。ワクワクしながら次の目的地を描き、個性あふれる船員とともに、秘宝を目指す。まさに人生を賭けた冒険です。しかし、多くの会社では、船長に計画から実務、緊急時対応までの負荷がすべて集約し、身動きが取れなくなっています。この課題を取り除くために生み出された新しい役割が「経営航海士」です。私たちはあなたの会社を順風満帆にし、ともに未来を描くパートナーとして、未来の世界に希望を生み出していきたいと考えています。
私たちは「会社の乗組員となり、キャプテンの意図を理解しながら、荒れた環境でも安全に航行し、目的地に辿り着かせる」プロフェッショナルです。多くの企業が成長するうえで最も大事なことは、リーダーの意思とスピードを理解し、組織を包括的・横断的に動かせる実務者の存在だと信じています。経営層と同じ目線で、意思決定からプロジェクト実務を一気通貫で走りぬく。それが、経営航海士の役割です。
経営航海士は大きく3つの役割で構成されています。1つ目は航海前の経営・事業計画の設計支援、2つ目は航行中の安全運航に必要な予実管理と軌道修正、3つ目は緊急事態に対応し、座礁・沈没を阻止することです。
航海を始める前には、目的地の設計と予定航路上の気象・距離を調べる必要がありますが、設計には専門的知見が必要です。経営航海士は不確実な未来をなるべく可視化し、誰もがわかりやすい航行計画を描く支援を行います。
航海中には、組織・環境ともに様々な変化が起こりますが、これらを逐次確認することは容易ではありません。経営航海士は状態を的確にモニタリングし、チェックポイントを明確化し、必要に応じて舵を切る支援を行います。
どんな航海にも荒れる瞬間があり、船員に主体的に動くことを要求しても難しいときがあります。経営航海士はキャプテンの心に寄り添いながら指揮を執り、事業・組織変革を通して座礁・沈没を阻止する支援を行います。